手は人間の第二の脳と言うほど

手は、第二の脳と言われるくらい、脳と密接な関係が あるそうです。脳の非常に多くの部分が手を動かすのに関わっているのだとか。 「人間と動物の一番の違いは手である」と言う言葉を、哲学者のカントが残しているそうです。たしかに、人間の手って便利ですよね。 自宅で犬を飼っていると、つくづく思います。器用な人間の手は道具を使いこなし、受け皿代わりにもなり、愛情表現の手段としても使われます。草むらに入り込んでとりついたイヌダニ一匹取るだけでも、イヌにとっては大変な作業ですが、人間がやってやれば簡単な仕事です。 手先がこれほど器用でなかったとしたら、人間の科学技術の発展もあり得なかったでしょう。 手相の起こりについて調べてみると、一般には古代インドで始まったとされているようです。そして中国に、ヨーロッパにと広まっていったようです。 かの有名な聖書にも、神が人の手に符号を与え、それによって職業を知らせようとした、というような記述があるとか。 古代ギリシャの哲学者、アリストテレスも、手相に関する記述を残しているそうです。 つまりは、手相占いは紀元前何千年も前から、宗教や文化の違いを越えて広く普及している占い、ということになるでしょう。 私は、正直、もっと歴史の浅いものだと思っていたので、その分布の広さと起源の古さに驚かされました。 古代においては、人相占いも盛んだったそうです。 つまり、「手」と「顔」の占いはとても古くからの世界的な占い方法だったと言えるでしょう。 思うに、古代の人々も、「手」と「顔」は人間の体のうち、とくに人間らしい部分だから、そこにその人の特徴が色濃く反映されるのだ、という感覚を持っていたのではないかと思います。 そう言われてみると何となく、手にその人の過去と現在の状態が反映されているんじゃないかという気がしてきますね。 病気がちな人の線。丈夫な人の線。 子沢山の人の線。頭のいい人の線。 しかし、「幸運か不幸か」までも本当にわかるのかな? という気もします。